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2007.05.11 (Fri)

英国お薦め本「英国ミステリ道中ひざくりげ」

この英国お薦め本の記事を書くにあたって、
自分の本棚にいったい何冊くらい、英国関係の本があるのかざっと数えて見ました。
紀行・エッセイなどは、単行本、文庫合わせて100冊弱。
このほかイギリス・ロンドンのガイドブックや、イギリス英語の本、
英国特集の雑誌、園芸・庭関係を合わせると、全部で200冊以上かも。

10年かけて集まった本だから、多いか少ないか分からないけれど、
何度も読み返したくなるような、そんな本は少ないと言うのが実感です。
特に紀行本は面白いのが少ない!
最近は湖水地方や、コッツウォルズなどカントリーサイドの旅行記が
多く出ていますが、本屋でパラパラ〜とめくって、「うーん」と言って
また本棚に戻してしまうことの繰り返し・・・。
どの本も同じような名所へ行って、写真もそこそこきれいだけど、
やっぱり同じような観光ポイントを写しているし、
ガイドブック・情報本としても、中途半端だな〜、と言うのが私の最近の感想です。
何時も本屋に行って、なんか面白そうな英国本ないかな〜って、
探すけどなかなか出会えないですね。
ホントに誰か「これは超お薦めよ♪」なんて本があったら、教えてほしいです!

で、そんな私がお薦めする英国紀行本は「英国ミステリ道中ひざくりげ」です。
えーと、私は本が好きですが読むジャンルは偏っていて、
ほとんど海外ミステリ中心の読書です。(その読書量も最近は激減)
ミステリが好きでも、日本物は滅多に読まないので、
この本の著者、若竹七海さんの小説も読んだことはありません。
ただ夫の小山正さんは、長年の愛読雑誌「ミステリマガジン」に
コラムを持っているので、知っていました。
そのお二人が、英国ミステリの舞台を訪れた紀行エッセイが、
(翻訳家や編集者と行く回もあります)
何回かミステリマガジンに掲載されて、これがとーっても面白かったんですね〜。
雑誌掲載分の他に、書き下ろしを加えた350ページ超の分厚い本です。
お値段もかなり分厚いです。

イギリスミステリ・文学に特化した旅行記なので
一見、読者を選びそうですが、多分本が好きなら人なら
誰でもこの本は、すごーく楽しいです。
私なんか海外ミステリしか読まないわ!なんてエラそうに言っても
この本に出てくる作家で、ちゃんと読んでる人は半分いるかどうかです。
でも、面白かった〜。その理由の一つは、
若竹さんの旦那さんが筋金入りの古本マニアだからでしょうか。
もちろん著者本人だって、並みの読書量じゃないと思いますが、
その奥様自身が夫は、筋金入りと言い切っているのです。
半端じゃない知識と根性で本を買いまくる様は、圧巻で笑えます。
特に、ウェールズにある古本の町「ヘイ・オン・ワイ」の全店ガイドは、
マニアってスゴイと感心しました。
本文に付けられている詳細な注釈や、巻末の索引は
さすがに作家とマニアの仕事で超労作。
イギリスへ行って、ちょっと本屋巡りでもしてみようか、
なんて思っている人には、お役立ち間違いなし。
そして、その買った本を、郵便局から小包で送る方法も詳しく書いてあって、
実に親切な本でもあります。

でも、一番この本を読んで楽しいのは、
著者がトラブルや失敗を楽しんでいる事です。
ほんわかしていて、ズッコケていて、アハハ〜って笑って旅をしているのが、
伝わってきて読後感が良いのです。(川原泉の漫画に似ている!?)
この情報量と、文章の楽しさで3300円(税抜)という価格の高さも、
惜しくなかったな、と思いました。
いや、やっぱり高いけど、でももしスコットランド編がでたら、
私は迷わず買ってしまうでしょう。

「英国ミステリ道中ひざくりげ」
 著者 若竹七海 執事小山正
 2002年7月25日 初版一刷発行
 価格 3300円(+税)






テーマ : イギリス - ジャンル : 旅行

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2007.05.08 (Tue)

お薦め英国本「スーパーマーケットマニア ヨーロッパ編」

イギリスへ旅行に行って、何が楽しいかって?
それはスーパーへ行くことよ〜♪
と、言うくらいイギリスのスーパーは楽しいです。

もしも、あなたがイギリスへ旅行に行く予定があったら、
ぜひ、一度でいいからスーパーへ寄ってみて下さい。
安くてハイセンスな雑貨の天国です。(特に自社製品が安いです)
もちろん、スーパーですからお手ごろ価格で夕食を調達できます。
イギリスで外食は非常に高いので、何回かはスーパーでご飯を買うのも一考です。

当然、サンドイッチ類は豊富ですし、日本と同じように
パックのサラダも色々な種類があります。
日本じゃお目にかかれない様な、サラダもあるので挑戦して下さい。
そしてイギリス土産定番の紅茶も、自宅用ならスーパー売りの物で
充分においしくて、安いものがあります。
(私はPGチップスが好き)

私のお薦めスーパーはマークス&スペンサー(以下M&S)。
ちょっと、他のスーパーより価格は高めで、自社製品しか置いていません。
特にスコーンやエクレアは美味しかったなぁ。今でもあるかしら?
私達夫婦がイギリス旅行で、いつも一番お世話になるスーパーです。
しかし、残念ながらM&Sはこの本では紹介されていません。
多分スーパーマーケットという括りでは、ないのでしょうね。
M&Sはデパート扱いなのかな?
でも、デパート形式より食品スーパー形式の店舗が多いので、
旅行中、一番目につくはずです。

さてさて、肝心の本の話ですが、
この本はイギリスオンリーの本ではありません。
イギリス、フランス、ドイツ、スウェーデン各国の
スーパーマーケットを紹介している本です。
4カ国のスーパーを比べてみて、やっぱり自分はイギリスのセンスが
一番好きだと再確認してしまいました。アハハ。

そして、この本の何が一番良いかというと、
「これ欲しいー!!!」と思わず言ってしまうような、
可愛いモノがてんこ盛り!です。
写真もキレイで見飽きません。

特に「セインズベリ」のパッケージの色使いは、超わたし好み♪
もしも、行くことがあったら、私も絶対に買いたい「救急セット」の
コメントが「雑貨好きは、もれなく医療品も好きなはず」は名言ですね〜。
私もドラッグストア、大好きだもんなぁ〜。
この本は食品も紹介しているけど、かわいいキッチン雑貨なども
多く載っているので、旅行前に読んで、お土産の目星をつけるのも良しです。

「スーパーマーケットマニア 〜ヨーロッパ編〜 」
 著者 森井 ユカ
 2004年7月16日 第1刷発行
 価格 1800円(税別)


イギリスに関係ないけど、同じ著者で「IKEA」本もあります。
(あっ、もちろん「IKEA」はイギリスでも人気です)
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2007.04.29 (Sun)

お薦め英国本 「イギリスの住まいとガーデン」

いったい私は、イギリスの何がそんなに好きなのか、時々考えることがあります。
そのなかでも、イギリスのデザインが大きな位置を占めると、最近気が付きました。

イギリスのデザインといっても、漠然としていますが
たとえば、赤いダブルデッカー(2階建てバス)やブラックキャブ(タクシー)。
昔からの赤い電話ボックスもかわいいし、地下鉄も大好き。
特に地下鉄で使われている、エドワード・ジョンストンの字体はカッコイイです!
それにちょっとした店のディスプレイと色使いのセンス。
そんな、様々なデザインがロンドンの街歩きを楽しくしてくれます。

そしてイギリスの家。
お金持ちじゃない限り、注文住宅というのは基本的にない国なので、
フラット(集合住宅)、テラスハウス、セミデタッチドハウス、デタッチドハウスの
4形態の中古住宅(築100年は当たり前)が街並みを作っています。
そのため、見た目が整っていてきれいな住宅街が多いのですね。
(もちろん荒んだ住宅街もあるし、フラットも地域でピンキリです)
ああ、一度で良いから住んでみたい〜、憧れる〜。
なんだかすっごく不便そう、でも毎日が楽しそう。そんな気がするイギリスの家。

こんなアホな私の妄想を、より一層楽しませてくれるのが
この「イギリスの住まいとガーデン」です。
住宅設計のプロである著者が、イギリスはマンチェスターへ留学。
かの地で実際に暮らして、勉強なされてイギリスの住宅について考察された本です。
とても読みやすい文章と、豊富な住宅の写真。
そして、色々な家の間取り!私、間取りマニアなので、この本はうれしかったです。
著者による、「現代イギリス人の理想の間取り」はとても素敵です。
でも、イギリス人にとって間取りと方角は全然重要ではないんですね〜。
この本を読んで初めて知りました。
そのほかにも私が常々不思議に思っていた事、
例えば、なぜイギリスのバスルームはまるで居室のようなのか?とか
なぜキッチンに洗濯機があるのかなどの、答えがこの本の中にあります。
イギリス好きじゃなくても、外国のインテリアや住宅の写真集を見るのが
好きな方なら、楽しめる本だと思います。



テーマ : イギリス - ジャンル : 海外情報

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